行雲流水の如く

-Re-Start From 65 Years Old-

HAMAFOLK 60th COCERT

 9月17日(日)、ハマフォーク60th CONCERTに参加してきた。5月に伊勢佐木町のクロスストリートという店で行われたライブは、このコンサートのためのプレイベントだったわけである。

 この団体が創設されたのは1966年だそうで、その間いくつかの理由で中断していた時期もあったが、今から3年後の2026年には60年目を迎えるという。メンバーの中には、高校生や大学生の頃から参加しているような方も少なくない。横浜を中心とした大変歴史のあるフォークソングの市民団体であるが、自分たちのような横浜以外の者も会員になれば、こういったイベントに参加することができる。

 今回のコンサートに参加したグループは全部で10グループ。その中のいくつかを紹介したい。

茶飲み友達

 今回のコンサートの実質的な中心になっている方(会長)のバンド。男性3人女性の1人の構成で、高田渡やクリーデンスウォーターリバイバルザ・バンドなどの名曲を基本日本語で歌っていた。力みのない中にも、ポリシーを感じさせるバンドである。

<演奏曲>生活の柄、Who'll Stop The Rain、The Weight、この街を出てゆこう

カブベアーズ

 詳細については不明だが、穏やかで伸びのある歌声は安定感があって、聴いている者たちを心地よい気持ちにさせてくれた。年輪を重ねた大人のバンドである。

<演奏曲>My Home Town、時には昔の話を、人生の扉等

MG4

  市立金澤高校の卒業生を中心に結成されたバンドという事で、かなりの実力派グループである。特に、一番右側の方は80歳という年齢ながら、バンジョー、アコギ、12弦ギターなどをこなし、本会でも大御所的な存在らしい。コンサートの最後の方になって、ファンの方たちが大勢来場されて、熱い応援をしていた。

<演奏曲>Brandy Wine Blues,Early Moning Rain,One too Many Mornings 等

シングアウト

 13:30分にスタートして、全てのバンドの演奏が終了したのは18時過ぎとなったが、最後は出演者全員がステージに上がって、「This Land Is Your Land」を合唱した。

 このコンサートの開催に至るまでには、何度も会合が開かれ、受付から会場設営まですべて会員自身の手で行われてきた。今は、こういうジャンボリー的な音楽イベントは少なくなったが、古き良き時代の雰囲気を、今も継承しようとしている会員の方々の意欲を感じた1日でもあった。

The Rivers

 なお、我々のバンドの音源は、Youtubeの方にアップしたので、興味のある方はそちらもどうぞ。

<演奏曲>Wake up little susie,Save the Last dance For me,You've got a friend,The end of the world,On the road again

<マイ ギャラリー>

遠い街

<MY Favorite Songs>

The Zombies She's Not There

youtu.be

 ゾンビーズの曲を初めて聞いたのは、おそらく「Time of The Season(二人のシーズン)」で、これも記憶があいまいだが当時大橋巨泉が司会をしていたビートポップス、あるいは深夜放送だった気がする。グループサウンズのカーナビーツが歌っていた「好きさ好きさ好きさ」が、実はゾンビーズのカバーだったという事を知ったのは、年代的にもう少し後だったと思う。

 当時、ビートルズローリングストーンズが全盛期を迎え始めていた頃、このバンドの楽曲には、やや影があって、それが異色な魅力を持っていた。キーボードの音やコード進行などが独特の雰囲気を持っていたグループである。

 ゾンビーズの歌をもう1曲。

youtu.be