行雲流水の如く

-Re-Start From 65 Years Old-

2019-01-01から1年間の記事一覧

年の瀬 雑感

2019年の終わりが近づいてきた。今年は、年号が平成から令和に変わるという一つのエポックメイキングな年であったし、個人的にも65歳という一つの大きな節目となる1年であった。街に色鮮やかなイルミネーションが点灯し、何となく気ぜわしくなる12月の…

突発性難聴・・そして今

ちょうど1年前の今日(12月22日)、突然強烈なめまいの症状に襲われた。その日は、以前からお世話になっていたご夫婦と熱海への1泊旅行から帰ってきた夜のことだった。帰宅も遅くなったので、近くのファミレスで食事を済ませ、買い物のためスーパーに…

千葉県立現代産業科学館

ご縁があって、この12月から千葉県立現代産業科学館というところで勤務させていただいている。この科学館は、千葉県における「鉄」「石油」「電力」等の基幹産業の歴史と先端技術産業を展示のテーマとして設立された博物館で、今年で25周年を迎えるそう…

オオムラサキ

突然だが、オオムラサキという蝶をご存知だろうか?オオムラサキは広義のタテハチョウ科の中では最大級の種類で、日本昆虫学会は1957年の総会で日本の国蝶に選んでいる。50~60年ほど前には都区内の雑木林でも見られたそうだが、現在は都市近郊では…

The Rivers Live in 柏井公民館

先週に引き続き、今週は市川市柏井公民館での主催行事「ミュージック サロン IN かしわい」に参加してきた。実は、ここの館長は以前からの知り合いで、自分たちが音楽活動を行っている事を聞きつけて、依頼があった次第である。 今回は、Riversとフルートを…

The Rivers Live in こんとん館

先週16日(土)は、恒例のこんとん館でのライブ。ここでのライブが今年10回目となる。(3月のみ未実施)毎月演奏させてもらっているが、毎回緊張もするし、なかなか満足いく演奏というのは少ない。また、レパートリーがまだ少ないため、なかなか新曲を披…

1冊の詩集をさがして~神保町界隈散策~

この10月から、朝日新聞の新聞モニターというものに参加している。これは、新聞記事に対して、良い点、改善を要する点などをコメントするもので、自身のボケ防止という事もあって応募してみた。最近は、ニュースはネットで確認する事も多くなっていたので…

「男はつらいよ」ー寅さん流幸福論ー

「男はつらいよ」の第1作が1969年に公開されてから50年目を迎えることを記念して、「男はつらいよ お帰り寅さん」が12月に封切られる。もちろん、寅さん役の渥美清は20年ほど前に亡くなっているが、「新撮された登場人物たちの”今“を描く映像と、4Kデジタル…

「視点」

毎日というわけにはいかないが、時間があれば散歩することにしている。時間もまちまちで昼間だったり夜だったり、30分程度の時もあれば1時間以上歩くこともある。 歩いている間は、街の店先のウィンドウを覗いてみたり、人の家の庭先の植物に目をやったり…

夕焼けを見るとなぜ美しいと感じるのだろう

神無月も終盤となり、各地で紅葉が見頃というニュースも聞かれるようになってきた。この時期になると、空は高くなり、うろこ雲やひつじ雲と呼ばれる巻積雲の群れが、青空を埋めるようになる。これが、夕暮れ時になり西の空が真っ赤に染まる頃になると、刻々…

ザ・リバース LIVE IN  こんとん館(代々木)

先週の土曜日(10/19)の夜は、代々木の「こんとん館」という店でバンドのライブ。バンドと言っても所詮素人のオヤジバンドだが、活動歴はかれこれ3年程になる。また、この店には昨年の夏頃から、ホストバンドとして毎月第3土曜日に出演させていただいてい…

「サン・エティエンヌの草原」  メリー・ホプキン

www.youtube.com ある年齢より上の方なら、おそらくほとんどの方がこの人の名前を聞いたことがあるだろう。「Those Were The Days(悲しき天使)」や「Good bye」等は、1960年代後半に世界的ヒット曲となった。当時、ビートルズが設立したアップルレコードか…

見えることと見えないこと

先日、東京駅周辺の地下駐車場に車をとめようとした時の事である。 その日は、平日の午後にも関わらず、かなり混んでいて、駐車場の入り口では「満車」の表示が出されていた。ただ、概ねこういった駐車場では、「満車」となっていても、数台の空きがあること…

老いるということ②

前回は、年を重ねる事と精神面の変化についてふれた。その中で、最近は生活が単調になり、昨日の夕食のメニューすら、すぐには思い出せないことがあるとも書いたわけだが、確かに、記憶力が年々落ちていることは、切実に感じている。 特に、テレビを見ていて…

老いるということ①

今年の3月で65歳を迎えた。今までシニア世代と呼ばれても、誰の事かとピンと来ていなかったのだが、60歳で36年間勤めてきた職場を定年退職、その後週3日(正確には2.5日)の再任用期間も終わり、いわゆる完全退職した事で、あらためて自分の年齢…