10月6日(木)、まるで冬を思わせる雨模様の中、前回取り上げた「美味しい浅草」を探しに出かけてきた。この街に来るのは何年ぶりだろうか?少なくとも、コロナが蔓延しはじめてからはずっと来ていないので本当に久しぶりである。
午前中、かかりつけの病院でインフルエンザの予防接種を受けてから、11時過ぎに京成電車で浅草まで。雨のせいか昔のような人ごみは見られないが、所々に外人さんや修学旅行生たちで賑わっていた。
今回のお目当ては、ど定番だが「浅草今半本店」のランチ。
今半のランチには、ステーキ丼や百年牛丼、サイコロステーキ丼などいくつかあるが、この二段重はステーキ丼と百年牛丼が両方食べられるという欲張りなランチ。といっても、ご飯の量はやや少なめなので、女性でも十分食べきれると思う。どちらも美味しいが、個人的にはステーキ丼の方が、本来のステーキの味が楽しめるように感じた。
これに、味噌汁、漬物、しめ鯖がついていて、大満足の逸品であった。
食後は浅草寺の裏手、いわゆる奥浅草にある老舗の和菓子屋「徳太楼」へ。ここでは「きんつば」と「どらやき」を購入。特に、「きんつば」は砂糖を極力おさえて、小豆本来の味を十二分に引き出している。多い日には1日1,000個も売れる逸品である。
奥浅草に寄ったついでに、ホームベーカリー「あんです」のアンパンも購入。この店は、同じビルの2階に「的場製餡所」があってそのアンテナショップとして、様々なアンパンを販売している。アンパン専門店である。この日は、アンパン2個と、翌日の朝食用のパンを2個購入したが、アンパンの方は店の出入り口付近にあったテーブルですぐに食べてしまった!
最後に雷門前、都営浅草線の駅を出てすぐの所にある「ふなわカフェ」でコーヒーを頂く。ここまでで、美味しいものはたくさん頂いたのだが、ついコーヒーのお供に「くず餅」をつけてしまった。「くず餅」は子どもの頃に、父親が川崎の方へ出かけると、お土産によく買ってきてくれたもので、今も大好きなのである。
あいにくの天候で、傘を差しながらの移動だったが、あらかじめ店を決めてあったので、比較的短時間に移動し、目的を果たすことができた。また、第2弾を企画中である。
<マイ ギャラリー>
<My Favourite Songs>
ザ・スパイダース 「なんとなくなんとなく」
1966年12月発売されたスパイダースの佳曲で、最大のヒット曲「夕日が泣いている」の3か月後にリリースされている。作詞作曲はかまやつひろし。
スパイダースには二枚目がいないという事で井上順が加入したというエピソードを聞いたことがあるが、その井上順が軽やかなテンポのこの曲を楽しそうに歌っている。
メロディーも歌詞も大変シンプルだが、かまやつらしいおしゃれな感覚にあふれたメロディである。
この曲は徳光さんの「路線バスで寄り道の旅」やNHK「ふるカフェ系ハルさんの休日」などのオープニング曲として使用されている。