行雲流水の如く

-Re-Start From 65 Years Old-

「浅草食べ歩き」第一弾

雨の雷門

 10月6日(木)、まるで冬を思わせる雨模様の中、前回取り上げた「美味しい浅草」を探しに出かけてきた。この街に来るのは何年ぶりだろうか?少なくとも、コロナが蔓延しはじめてからはずっと来ていないので本当に久しぶりである。

 午前中、かかりつけの病院でインフルエンザの予防接種を受けてから、11時過ぎに京成電車で浅草まで。雨のせいか昔のような人ごみは見られないが、所々に外人さんや修学旅行生たちで賑わっていた。

 

 今回のお目当ては、ど定番だが「浅草今半本店」のランチ。

国際通り本店

牛丼とステーキ丼の二段重

 今半のランチには、ステーキ丼や百年牛丼、サイコロステーキ丼などいくつかあるが、この二段重はステーキ丼と百年牛丼が両方食べられるという欲張りなランチ。といっても、ご飯の量はやや少なめなので、女性でも十分食べきれると思う。どちらも美味しいが、個人的にはステーキ丼の方が、本来のステーキの味が楽しめるように感じた。

 これに、味噌汁、漬物、しめ鯖がついていて、大満足の逸品であった。

徳太楼(和菓子)

 

きんつば(ネット借用)

 食後は浅草寺の裏手、いわゆる奥浅草にある老舗の和菓子屋「徳太楼」へ。ここでは「きんつば」と「どらやき」を購入。特に、「きんつば」は砂糖を極力おさえて、小豆本来の味を十二分に引き出している。多い日には1日1,000個も売れる逸品である。

ホームベーカリー「あんです」のアンパン

 奥浅草に寄ったついでに、ホームベーカリー「あんです」のアンパンも購入。この店は、同じビルの2階に「的場製餡所」があってそのアンテナショップとして、様々なアンパンを販売している。アンパン専門店である。この日は、アンパン2個と、翌日の朝食用のパンを2個購入したが、アンパンの方は店の出入り口付近にあったテーブルですぐに食べてしまった!

ふなわカフェ

 最後に雷門前、都営浅草線の駅を出てすぐの所にある「ふなわカフェ」でコーヒーを頂く。ここまでで、美味しいものはたくさん頂いたのだが、ついコーヒーのお供に「くず餅」をつけてしまった。「くず餅」は子どもの頃に、父親が川崎の方へ出かけると、お土産によく買ってきてくれたもので、今も大好きなのである。

 

 あいにくの天候で、傘を差しながらの移動だったが、あらかじめ店を決めてあったので、比較的短時間に移動し、目的を果たすことができた。また、第2弾を企画中である。

<マイ ギャラリー>

線描画(模写)

<My Favourite Songs>

 ザ・スパイダース 「なんとなくなんとなく」


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 1966年12月発売されたスパイダースの佳曲で、最大のヒット曲「夕日が泣いている」の3か月後にリリースされている。作詞作曲はかまやつひろし

 スパイダースには二枚目がいないという事で井上順が加入したというエピソードを聞いたことがあるが、その井上順が軽やかなテンポのこの曲を楽しそうに歌っている。

 メロディーも歌詞も大変シンプルだが、かまやつらしいおしゃれな感覚にあふれたメロディである。

 この曲は徳光さんの「路線バスで寄り道の旅」やNHK「ふるカフェ系ハルさんの休日」などのオープニング曲として使用されている。

美味しい浅草

秋の空

 あれほど暑かった夏がいつの間にか過ぎ、秋の気配が漂う季節となってきた。夕暮れの街を歩けば、キンモクセイの甘い香りにふと周りを見回したりする。以前よりもこういった季節の移ろいに意識が向くようになったのは、年齢のせいなのか、今の生活のせいなのか・・?

 

 先日、あるテレビを見ていたら「美味しい浅草」というテーマで、浅草の老舗の料理屋から最近できたレストランまで、幅広くランキング形式で紹介していた。

まさるの江戸前天丼

 

 「レトロ喫茶」「大衆食堂」「浅草銘菓」「名酒場」「神谷バー」「もんじゃ&お好み焼き」「すき焼き」等々。一つの街の中にこれほどの食文化がひしめきあっている事に驚いたし、こういうお店の一つ一つの味を確かめてみたいという衝動を覚えた。

 よく、定年を迎えてから、自分が本当にやりたかった事を始めたという人は多い。自分の知っている知人だけでも、キャンピングカーを購入して日本中を旅しようとしている者、1年間京都・奈良の寺に籠るように過ごした者、シェークスピアの学び直しを始めた者など様々である。中には、トラックの運転手になった変わり種もいる。(もっとも、体力的に厳しく1年半でやめたそうだ。)そういう自分も、若い頃にやっていた音楽を再開したくて、東京のある音楽サークルに加入したのが7年前になる。そのサークルには今は参加していないが、その時知り合った人たちとは今もつながっているし、現在のバンドのメンバーもその一部である。

 活動のつながりや広がりは、人とのつながりや広がりになっていくのが面白い。

 さて、先ほどの「美味しい浅草」の話だが、せっかくこの世に生を受けたからには、人が「美味しい」と言っているものを、自分も食べてみたい、いや食べないでいるのはもったいないのではないか!(ちょっと大げさ !(^^)!)

 そんな風に思った次第である。コロナも落ち着き始めているようだし、ぶらぶら散歩しながらの浅草食べ歩きも悪くない。

リニューアルしたJ45

  22日(木)西荻窪のJ45がリニューアルしたというので、1年半ぶりに出かけてきた。本来は、昼間は店は開けないそうだが、我々のために午後から店を開けてくれたので、ほぼ貸し切りで公開練習を行う事が出来た。

 コロナ禍で2年近く店は閉店状態だったが、機器はハイスペックにバージョンアップされており、4Kカメラモニターがあちこちに配置してある。

設備最高!さて演奏は?

 マスターのご厚意で演奏の録音をしていただいたが、音質は格段に良くなっている。

 11月頃に仲間を集めて、ミニライブの話も出てきた。

<マイ ギャラリー>

夏の終わり(模写)

<My Favourite Songs>

 ハイファイセット 「幸せになるため」


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 ハイファイセットは、フォークグループ「赤い鳥」が1974年に解散後、山本潤子を含むメンバー3人で結成された。「卒業写真」「フィーリング」など当時ニューミュージックと言われた時代に活躍したコーラスグループである。

 実は、当時の自分は山本潤子の高い声質があまり好きではなかったのだが、あらためて当時の曲を聴いてみると良い曲が多い事に、今頃気づいた次第である。

 この曲は、1976年6枚目のシングルで、テレビドラマ「たんぽぽ」の主題歌だったそうだが、自身は未見。作詞;荒井由実、作曲:村井邦彦

ルーチンワーク

 仕事のある日は、大体5時半位に起きる。以前は、けたたましく鳴り響く目覚まし時計で家人まで起こしてしまっていたため、最近はApple Watchを使っている。この時計は起きたい時間にセットしておくと、手首の振動で起こしてくれるため、周囲に迷惑をかける事がない。

 目を覚ましてから最初に、ベランダに出て日光を浴びながら1杯の水を飲む。こうする事で、自然に身体のスイッチが入るような気がするし、目覚めの水は、乾いた身体に沁み込んでいくような感覚になる。

 愛犬のマルにえさをやった後、自分の洗面を行う。毎日の事だが、できるだけていねいにしっかり洗う事で気持ちもシャキッとしてくるものだ。その後、マルの散歩に出かける。散歩といっても、最近は老犬になってきた事や持病をかかえているため、家の前の駐車場を少し歩く程度である。

 テレビのニュースや新聞をチェックしながら朝食をすませて、7時20分位には家を出る。職場まで、約40分近い道のりを歩いていくのだが、途中、景色を見ながら季節を感じたり、その日の実験の手順を考えたりしながら歩いて行く。

 職場に到着すると、その日の担当にもよるが、午前中の実験担当の場合は、すぐに実験の準備に入る。内容によって簡単な場合もあるが、やや時間がかかる場合もあり、とにかく9時の開館前には、一通りの準備を終えておく必要がある。

冷凍実験と超伝導実験

 大体、ここまでが仕事に出る日の日常である。そして、この後も多少の飛び込みはあるが、概ね同じような事が繰り返されていく。ただ、実験に関しては、毎回お客さんの反応は違うし、実験の内容や進め方も少しずつ工夫しているので、飽きてしまうことはない。

 こういったルーチンワークは、定年前の仕事では考えられなかった。以前は、毎日毎日様々な出来事や課題が多く、その度にその場で判断し、対応しなければいけない事が多かった。つねにベストな判断を求められるわけだが、自分としては多くの情報を受け入れながら、よりベターな判断を心がけていた記憶がある。今思えば常に一定の緊張感のもとで仕事をしていたし、それなりの精神的・肉体的ストレスをかかえていたと思う。

 ルーチンワークの良い点は、こういったストレスからある程度解放される点である。決められたことを、ていねいにかつ効率的にすすめていけば良い。(そのかわり、そのルーチンが乱れたり、崩れたりすると、大いに慌てたりすることもある。)

 朝、まだ頭がぼんやりとしている時、昨日の疲れが抜けきっていない時、いやな事や心配事をかかえている時などでも、一定のリズムで体が動きだす事で、気持ちも自然に良い方へ動きだすから不思議なものだ。

 人間は常に動くことで、何らかの意味を感じとるもののようだ。

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<My Favorrite Songs>

「小さな風景」 小田和正(カバー)


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 テレビ朝日の連続刑事ドラマ「遺留捜査」の主題歌として使用された、小田正和の曲。このドラマでは、事件現場の遺留品に残された想いを、残された人たちに伝えていくという展開の中で、この曲が使われている。今はいなくなってしまった人の「心の中の風景」に思いを向けさせてくれる。なお、この動画は小田和正本人ではなく、カバー曲だが、大変質が高いため、ここにあげさせてもらった。

100円もらえませんか?

 先日、仕事が終わって家に帰る途中、前から歩いてきた男性に声をかけられた。

 「突然、すみません。わたしは知的障害があって、千葉県から療育手帳をもらっているものです。実は、今日は朝から何も食べていません。勝手なお願いで申し訳ないのですが、100円もらえませんか?」

 「!!!???」

 年齢は50代位、たどたどしい話し方から、確かに知的に障がいのある方なのだろうと言う事は、容易に想像できた。暑い日差しの中をタンクトップで歩き続けてきたらしく、両肩は真っ黒に日焼けしていて、一部日差しによる火傷のような跡が残っていた。

 突然の事だったので驚いたが、もう少し話を聴くことにした。

 彼の話によれば、以前は母親と一緒に暮らしていたのだが、その母親が亡くなってしまい、収入が途絶えてしまったのだと言う。今は、何とか生活保護に認可されてお金をもらえるようになったが、今まで滞納していたもの(おそらく、家賃のようなものだと思われる)を払ったら、ほとんどお金が無くなってしまったそうだ。

 「こうして色々な人にお願いしているのですが、話を聞いてくれる人も少なくて・・・。さっきまで300円くらい持っていたんですが、暑くて飲み物を買ってしまいました。」

  結局、私は彼に1000円札を渡すことにした。

「ありがとうございます!これで、ご飯が食べられます。」「がんばって下さい。」

そんなやりとりの後、彼とは逆の方向に歩き始めたのだが、何とも言えない思いを抱えながら家路につくことになった。

 「彼の言っていた事は、本当なのだろうか?」

 「自分は騙されたのではないか?」

 「いや、彼の話し方は、うそを言っているようには見えなかった。」

 「だとしたら、彼にとって本当に必要なことは1000円札をあげる事だったのだろうか。」

 「もっと他にできる事があったのではないか?」

 「いや、通りすがりのものが、出来るのはこれぐらいしかない。」等々

 一口に生活困窮者と言っても、その背景には様々な要因があるという。コロナで職を失い仕事がみつからない人、家族の介護のために働く事ができない人、社会に出るのが怖くて働けない人、DV避難したが子どもが幼くて仕事ができない人・・・等々

 日本の貧困率相対的貧困率というらしい)は、約15%で6人に1人と言う割合でこれはG7の中でワースト2位にあたるのだそうだ。

 また、生活困窮者の中でも、生活保護に認定される方はまだ良い方で、様々な理由で認定されないケース、生活保護という言葉のイメージから申請しないケース、あるいはそういった制度そのものを知らないケースなどもあるらしい。(生活保護制度とは別に、2015年より生活困窮者支援法が施行され、様々な支援が行われるようになっている。)

 今回の一件は、自分が住んでいる街にも、その日の食事に困っているような人がいるという事実を、「現実として」受け止める事になったし、「100円の重さ」をひしと感じる事にもなった。

<マイ ギャラリー>

樹木イラスト

<My Favourite Songs>


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  先日、仕事仲間と雑談していた時に話題になった曲。だれもがメロディーを口ずさめるのだが、曲名が分からなかった。調べてみると「夜が来る」というタイトルで、作曲は小林亜星。外国の曲だと思っていた者もいたくらいハイカラなメロディだった。当時(今も?)酒はあまり飲めない方だが、開高健のこのCMを見ると、今もウイスキーが飲みたくなる。


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 この曲と、記憶がごちゃまぜになっていた仲間もいた。1963年に発売されたビレッジ・ストンパーズのインストロメンタル。自分は、当時9歳という事になるが、なぜか妙に記憶に残っている。また、なぜか「ワシントン広場」というのはロシアにあるのだと思っていた。哀愁をおびた曲調が、そんなイメージを抱かせたのかも知れない。(実際は、アメリカのニューヨーク、グリニッジビレッジ)

 

荻窪カフェ&ホールwith遊オープンマイク(8/14)

ユニフォームは夏バージョン

 今年4回目の荻窪でのオープンマイク。以前活動の拠点にしていた千駄ヶ谷のこんとん館が一向に開店する見込みが立たないため、今年はこの店でのオープンマイクに参加する事が活動の中心になってきている。今回も、多様な分野からの参加者があった。

 音楽大学を目指す女子高生、ピアノでビートルズを歌う人、オリジナルの曲に自分の思いを語る若者、ずっとあこがれだったサックスを習い始めた女性、自分の感性を詩で表現し歌で表現する人等々。

 表現力や表現方法のちがいはあるけれども、だれもが自分の音楽を楽しみ、それぞれの生き様が感じられるような気がした。音楽とは、これで良いのだと思う。それぞれが、その音楽に対する想いや願いがあり、それぞれの表現の仕方で歌ったり演奏したりすれば良い。

 今回の、我がバンドのセトリは次の通り。

 1  Will you still love me tomorrow
 2  I've Just Seen A Face
 3  What a Wonderful World
 4  Bye Bye Love

 3曲目の「What a Wonderful World」は言わずと知れた、ルイ・アームストロングの代表曲の一つであり、メンバーの新谷さんが大好きな曲でもある。

 この曲が書かれた1960年代後半のアメリカは、ベトナム戦争ケネディ暗殺、人種間差別など様々な混乱を呈していた。誰もが深い心の闇を抱えていた時代に、この曲が作られた。

 当初、この曲はアメリカでは売れなかったが、ヨーロッパを中心として世界各地で大成功をおさめ、映画「グッドモーニングアメリカ」(1987年)で使われた事で、若い世代にも広がったと言われている。アームストロングは1970年に再録音しているが、そのイントロでこう言っている。

 

最近若いやつがよく俺にこう言ってくるんだ

「“この素晴らしき世界”ってどういう意味なんですか?」
「世界中で戦争が行われていますよね?」
「それも素晴らしいっていうんですか?」
「飢饉や環境汚染の問題もありますよね?」
「全然すばらしくなんてないですよ」
落ち着いてこのじいさんの言うことに耳を貸してくれ
俺には世界がそんなに悪いって思えない
人間が世界にしていることが悪いんだ
俺が言いたいのは、世界にもう少しチャンスを与えれば、
みんなその素晴らしさがわかるってことさ
愛だよ愛。それが秘訣なんだよ
もしもっとみんながお互いを愛しあったら
沢山の問題なんて解決される
そして世界はとびきり面白くなる
だからこのおいぼれは言い続けるのさ

 

この曲は以前にもここで取り上げたが、今も続く戦争の事を想いながら、あらためて紹介することにする。


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濃厚接触者になりました💦

 とうとう自分が濃厚接触者になってしまった!

【経緯】

 8月3日(水)~5日(金)の予定で、息子家族と一緒に軽井沢へ旅行に行く予定だったが、前日の2日になって下の孫(1歳6か月)が発熱。3日の朝ぎりぎりまで様子を見たが、改善のきざしが見られないため、やむなくお嫁さんと2番目の孫は自宅に残り、息子と上の孫(小学校1年生)と一緒に出かける事にした。

 4日の夜になって、お嫁さんから連絡があり、(本人の)体調が悪いので医者で検査してもらったところ、コロナ陽性で、下の孫も「みなし陽性」との事だった。

 5日、自宅へ帰る車の中で、今度は息子の体調が悪化。実は、昼頃からめまいがして、道をまっすぐ歩けない状況だったらしい。症状としては、頭痛・めまい・吐き気で熱は37.7度であった。通常なら病院に行くほどではない所だが、嫁さんと下の孫のことを考えると気になるので、自宅に戻ってから近くの医院に連絡したが、すでに夕方6時近かったこともあり、翌朝連絡して下さいと断られてしまった。しかしながら、コロナ感染の可能性が極めて高いことから救急車を要請。

 事情を話して、せめて検査だけでもとお願いしたところ、市川市の救急車は全て出動中だが、とりあえず消防隊を派遣しますと言ってもらえた。結果、消防隊が到着したすぐ後に、救急隊が到着し、病院を探してくれた。救急隊員の話では、この時期なかなか受け入れ先が見つからず、70件も問い合わせした話とか、千葉市まで連れて行った話などを聞かされたが、ほどなく、市内の総合病院で診てくれる事になった。

 この時も、何時間かかるか分からないので、お父さんは自宅で待機していて下さいと言われたのだが、実際には1時間半位で本人から連絡があり、やはり「コロナ陽性」という事で、自宅に帰ってくることができた。

 聞くと、救急車は病院の前で待機して、救急車の中で検査と点滴をうってもらったそうである。いずれにしても、市川市の消防隊・救急隊そして総合病院の迅速な対応には大変感謝している。

【濃厚接触者の定義】

 さて、ここからは自分たちの話しになるが、約3日間にわたって患者である息子と共に会話や食事をしたり、車に同乗したりしていた関係から、自分と家人と上の孫は「濃厚接触者」に該当することになる。濃厚接触者の場合、その待機期間は現在5日間だが、2日目及び3日目の抗原定性検査キット(自費検査)で陰性を確認した場合に、3日目から解除可能と言う事になっている。

濃厚接触者とは(千葉県)

濃厚接触者の待機期間短縮で「仕事回しやすく」「復帰後の発症怖い」 職場に交錯する歓迎と不安の声 | 医療,経済,社会 | 福井のニュース |  福井新聞ONLINE

【抗原検査キットについて】 

  抗原定性検査キットについては、各都道府県の場合年齢に応じて無料配布を行っているようだが、千葉県の場合40歳以上65歳未満にのみ配布ということらしい。仕方ないので、厚生労働省のWEBサイトで「医療用抗原検査キットの取扱薬局リスト」を調べ、自宅近くの薬局を探して購入することにした。

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 5~6カ所ほど問い合わせたところ、どこも品不足で欠品中だったが、7店目でようやく在庫を確認することができた。

 今回、検査キットを探してみて分かった事だが、都道府県による無料配布は入手しにくかったり、年齢等の制限があるため確認が必要な事、ネット等で販売しているものは「研究用」のものであって、必ず「体外診断用医薬品」と書かれたものを使用する必要がある事等である。(今後ネットでの購入も認められていくようである。)

 また、検査キットは商品によって、値段や若干の相違点があることも分かった。今回、自分が入手することのできた2社の検査キットについて、記載しておく。

名前 価格 検体の採取方法 判定時間
ラピッド抗原テスト 1,400円 左右の鼻腔から採取 15~30分
チェックMR-COV19 2,000円 一方の鼻腔から採取  3~15分

【結果】

 検査方法は、鼻腔の粘膜を綿棒のようなものでぬぐい取るというもので、思いの他、簡単であった。判定方法としては、上の写真のCとTに赤紫色のラインが認められた時が「陽性」、Cにしかラインが認められない時は「陰性」となる。幸いな事に、今回は3人とも「陰性」という事であり、ほっとしたところである。

 

 以上、自分自身が濃厚接触者になったわけだが、知っているようで知らない事が多いという事が分かった。ネットで調べることは簡単だが、新旧の情報が入り混じっている事もあり、そのあたりを見極めていく事も大切である。また、仕事をしている者にとっては、周囲の方の理解や協力も必要になるし、前述したように救急隊や消防隊、また多くの医療関係者にも大変お世話になったと感じている。

<マイ ギャラリー>

愛犬マル(上の孫の作品)

<My FaVourite Songs>

Helen Shapiro  「You Don't Know」


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 日本語タイトルは「悲しき片思い」。この他に「Don't Treat Me Like A Child(子どもじゃないの」」「Walking Back To Happiness(夢見る恋)」などを1961年に発表。当時、日本では弘田三枝子がカバーして、日本でも高い人気があり、子どもの頃のテレビ等で聴いていた記憶がある。1963年には、当時デビューしたばかりのBeatlesを引き連れてツアーを行ったそうである。この動画にポールが映っていない理由は不明。

Helen Shapiro & The Beatles 「Look Who It Is」


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青春18きっぷの旅

 「青春18きっぷ」という大変お得なJRの切符があるのをご存知だろうか?名称は「青春18」だが、実は年齢に関係なく誰もが利用でき、毎年春・夏・冬に発売されている。全国のJR線の普通・快速列車の自由席などが1日乗り放題の切符で、5枚1組になっており、1人なら5回使えるし、5人で1回使うという使い方もできる。

 今月24日(日)~25日(月)、この切符を使って友人3人で山梨県石和温泉に行ってきた。実は、3年前にもこの切符を使って、福島まで行ったのだが、その後コロナのために中断していたものだ。

大月付近

 24日(日)7時30分、市川駅集合。快速電車に乗って高尾を目指す。その後、中央本線に乗り換えて甲府駅で下車。この写真は大月付近を通過した時に、窓から撮ったもの。普段、車で出かけることが多いので、車窓から見える景色を眺めながらのんびり旅をする事が、懐かしくもあり新鮮な感覚を思い起こさせてくれる。

うなざら

 甲府駅に降りた頃は、もう昼近かったので駅前で「ほうとう」の食べられる店を探す。「うなざら」というのは「うなぎのおざら」という意味らしく、ほうとうをつけ汁で食べるものを言うらしい。この日は、結構暑かったので、冷たい生ビールとこの「うなざら」は大変美味かった!

甲府城

 甲府駅を降りるとすぐに甲府城の石垣が見えてくる。現在は、城跡の一部が「舞鶴城公園」として開放されている。この城は、武田氏が滅亡した後、徳川氏や豊臣系大名が甲斐を支配し築城したものだそうで、石垣には結構大きな石が使われている。残念ながら天主台のみで天守が建てられていたかは不明なのだそうだが、高台からは甲府の町が一望できる。

 午後は、友人たちが、北杜市オオムラサキセンターに行ってみたいというので、甲府から5~6駅移動して日野春駅まで移動。ここは、駅の周りにはほとんどお店らしい店がないので、甲府で食事してきて正解だった。

 もうこの時期になると、オスは少なくなっていて、羽根もボロボロになっているものが多かったが、それでも数頭は確認することができた。左の写真はエサ台にあつまるオオムラサキだがほとんどがメスである。右の写真は、私のズボンにとまってくれたので急いで写真をパチリ!

笛吹川の鵜飼

 夜は、宿ではなく近くの居酒屋で食事を済ませた後、笛吹川の鵜飼を見に行く。こちらの鵜飼は鵜匠が船に乗らず、川の中を歩きながら鵜を操る「徒歩鵜(かちう)」というもので全国でも珍しいのだそうだ。約30分間幻想的な光景を味わった後、10分間だけだが、川向こうの岸から花火があがり、久しぶりに夏らしい風情を堪能することができた。

 8月には、本格的な花火大会が予定されている。

石和温泉花火大会Webページより
甲斐善光寺

 翌日の25日(月)は、甲府から1駅の酒折駅に移動してワイナリーの見学やら試飲などをしてから、甲斐善光寺に向かう。この寺は武田信玄が創建した古刹で、本堂と山門は国の重要文化財になっている。中に入ると天井に「鳴き龍」が描かれており、荘厳なたたずまいを呈している。

 甲斐善光寺から身延線善光寺駅へ向かう途中で、ぶどう園を見つけたので早速入ってみた。(実は、この日オープンしたばかりだったようだ!)おしゃべり好きなご主人の案内で、目の前でぶどう狩りをしながら「試食コース」を頂く。(3人で1500円)。種類はデラウェア、ピオーネ、サニールージュ、ベニバラードの4種類。個人の好みによるが、自分はベニバラードが一番おいしいと思った。なお、高級品種のシャインマスカットは、もう少し待たないといけないそうだ。

 

 気の合った仲間たちとの1泊2日の旅は、あっという間に時間が過ぎてしまった。いくつになっても、友人たちと遊びに行く時は、ワクワクして子どもの頃に戻ったような気持ちにさせられる。また、秋頃になったら3人で酒でも飲みながら、次の旅の計画を立てたいと思っている。

<マイ ギャラリー>

樹皮

<My Favourite Songs>

斉藤和義 「空に星が綺麗」


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 斉藤和義の多くを知っている訳ではないが、一度聴くと何となく口ずさんでしまうような曲が多い。それは、決して難しい言葉を使わず、自分の思いや感情を自分の言葉でストレートに表現していることもあるし、つい歌いたくなるようなメロディーメイカーである事とも関係しているのかも知れない。一見、ぶっきらぼうでとっつきにくいが、彼の歌はやさしさに溢れている。

 

口笛吹いて歩こう 肩落としてる友よ
いろんな事があるけど 空には星が綺麗
懐かしいあの公園にちょっと行ってみようか?
最近忘れてること なんか思い出すかも
あの頃の僕らには 守るものなどなくて
夢ばかりこぼしては いつも暇を持て余してたね

 

口笛吹いて歩こう 肩落としてる僕よ
遠くで誰かのギター ゆっくりと空へ行く
今も心の奥でざわつく
あの気持ちは変わっていない でも…
あの頃の僕ら今 人に頭を下げて
笑ってはいるけれど 目に見えない涙こぼれるね

 

口笛吹いて歩こう 肩落としてる友よ
誰も悪くはないさ きっとそういうもんさ
口笛吹いて歩こう 空には星が綺麗