行雲流水の如く

-Re-Start From 65 Years Old-

今年も軽井沢へ!

軽井沢町発地付近

 

  7月18日(火)今年2回目の軽井沢へ。以前の旅行と言えば、車であちこち動き回るのが常であったが、最近は1か所に留まり、自然を満喫するようなステイ型の滞在が多くなってきた。特に、今年の6月は非常に多忙だった上に、体調不良も加わったため、どこか広い空間で解放されたいという想いが強かったように思う。

 連日36℃以上の猛暑日が続いていたが、軽井沢ICを降りて、山道を登り始めた頃から気温が下がり始め、窓を開けるとさわやかな風を腕に感じる事が出来るようになってきた。

 初日最初の目的地は、最近お気に入りの「かまど炊きご飯御厨(みくりや)」へ。

おにぎり御膳

 この店の売りは、何といってかまどで炊いたご飯である。朝は7時15分からだが、昼は15時に店じまいしてしまう。最近は、リピーターが多いらしく、11時前に着いたのだが、7番目という人気ぶりである。店内は、農家をリフォームしたようで、昔ながらの縁側があり、クーラーも弱めに入っているが、少し開けた窓から入ってくる天然の風が嬉しい。前日まで異常な高温に包まれた生活をしていたので、この自然にそよぐ風は何よりのご馳走でもある。

店内から見える景色

白いアジサイ

 夏の軽井沢を歩いていて、よく見かけるのがこの白いアジサイである。不思議な事に関東でよく見る青やピンクのアジサイは、こちらでは、ほとんど見かけない。調べてみると、このアジサイは「アナベル」と言って、他の色に変色しないのだそうだ。原産はアメリカ。


 アジサイの色の変化は、土壌の酸性度、アルカリ度で決まるというのは以前から知っていたが、もう少し調べてみると土壌の中のアルミニウムが影響しているらしい。

 元来、植物にはアントシアニンという色素が含まれているが、土壌の中のアルミニウムをどれだけ吸収するかが関係しているという。酸性土壌ではアルミニウムを多く吸収するため青いアジサイに、あまり吸収しない中性~アルカリ土壌ではピンクのアジサイになるのだそうだ。ちなみに、この白いアジサイアナベル)はアントシアニンを持たないため、どんな土壌でも白くなるらしい。

沢村ロースタリー

 以前から、朝食などでお世話になっていた「沢村」だが、今年3月から「沢村ロースタリー」という店を新たに開業した。この店は、沢村のパンにあうコーヒーをという事で、大きな焙煎機を導入して、独自のコーヒーを提供するショップカフェである。1階で注文し、2階でくつろぎながらコーヒーを楽しむ事ができる。

大きな焙煎機のある1階

 

2階のデッキにて

 2階は暖炉のある気持ちの良い空間で、老夫婦がゆったりとお茶を楽しんだり、一人でパソコン仕事をしている若者などを見かけたりする。自分たちは、数席だけあるデッキに出て、外の景色を楽しみながらコーヒーとケーキを頂いた。

  その他。今回は色々な所で花や昆虫たちや、気に入った風景を撮ってきたので紹介したい。

雲場池外周
フロックス(花魁草)とソバナ

マンホールの蓋

スープカップのふちにテントウムシが!

年に数回は来ている軽井沢だが、今回はまた身も心も癒しの格別な旅になった。

<マイ ギャラリー>

スニーカー(デッサン)

<My Favourite Songs>

The End Of The World Skeeter Davis


www.youtube.com

 1962年、アメリカの女性歌手Skeeter Davisによる歌で、世界的にヒットした。

”Cause you don't love me any more””when you said goodbye”という歌詞から、失恋の歌と思われがちだが、作詞者の父親が亡くななった悲しみを歌ったものだそうだ。この曲は、Riversの方でも取り上げていく予定である。