行雲流水の如く

-Re-Start From 65 Years Old-

2年ぶりの北海道

 しばらくの間、コロナで遠出は控えていたが、2年ぶりに北海道旅行に出かけてきた。残念ながら仕事の関係で2泊3日しかとれなかったので、今回は支笏湖を中心にして、ゆったりのんびり旅行することにした。

羽田空港内Hitshinaya(ひとしなや)の朝食

 18日(月)の朝は、羽田空港内の「Hitoshinya(ひとしなや)」で腹ごしらえ。朝食メニューは2種類しかなく、「白粥」か「鮭膳」のみ。食前にコップに入っただし汁を出してくれる。朝の忙しい時間帯ではあるが、スタッフの動きががきびきびとしていて心地よい。もちろん、一つ一つの品も大変美味しいので、最近は羽田から出発する時はよく利用させてもらっている。

小樽市三角市場

 10時半頃、新千歳空港へ到着。空港でレンタカーを借りて一路小樽へ。以前行った「小樽食堂」に行こうと思ったのだが、コロナの影響なのか閉店してしまったらしいので、小樽駅近くの「三角市場(さんかくいちば)」へ向かう。この不思議な名前は、土地の形からきているらしい。決して大きくはないが、カニなどの海産物を扱う店と数件の食堂が入っており、昼食はここで頂いた。

小樽運河

 本来なら、もう少しゆっくりしたかったのだが、今回は時間がないため小樽運河周辺をぐるりと散歩してから、1日目の宿泊地である札幌へ向かう。駅の近くで「Le Tao」という洋菓子屋に寄ってお土産用のクッキーを購入。ついでにソフトクリームを頂いたが、とてもおいしくてびっくり!どうやら、この店は東京の方でも名の知れた名店だそうで、店名の由来は「おたる」を逆読みしたものらしい。

  札幌と言えば定番のこの2枚。時計台は、以前きた時は確か工事中だったが、現在は終わっているようだ。夜は大変涼しく、食後の散歩がてらにパチリ!

 2日目は、札幌から支笏湖へ向かう。途中幌見峠のラベンダー園に立ち寄る。北海道にしては規模は決して大きくはないが、約8000株のラベンダーは色も香りも大変見事である。小高い丘の上にあるため、向こう側に札幌の街並みが見えた。

幌見峠ラベンダー園

支笏湖温泉|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!

 支笏湖千歳市西側に位置し、約4万年前に火山の噴火でできたカルデラ湖である。観光地としては洞爺湖の方がメジャーだが、その分観光客も少なく、北海道らしい雄大な自然を味わう事が出来る。(写真はネット借用)水の透明度が高く、その透き通った青さは「支笏湖ブルー」と呼ばれている。

海中遊覧船

 海中遊覧船で、水中の様子を楽しみながら30分の水中散歩へ。船の中から水中の魚たちの様子を観察したり、水上のさわやかな風と景色を楽しむ事ができた。実は、知床の方で起きた事故の影響なのか、風や雨の影響で出航が中止になる事も多いらしく、あとで地元の方に「運が良かったですね」と言われた。

山線鉄橋

 山線鉄橋は、明治時代に別の場所に架けられていたものだが、大正時代になってから王子製紙の専用軽便鉄道として支笏湖に移され、昭和26年まで運行していた。その後、鉄橋としての役目を終えたが、平成になってから千歳市支笏湖のシンボルとして再生させたものだという。大変美しいこの橋の下では、カヌーに興じる人たちの姿が。

露天風呂付きの部屋から

 今回の旅の一番の目的は、のんびりゆったりとした時間を過ごすこと。部屋付きの露天風呂から静かな景色を観ながら、豊かな時間を過ごすことがことが出来た。部屋数は24部屋しかなく、静かなホテルである、あとで聞いたのだが、ほとんどの客は部屋でゆったり過ごしているらしい。また、中学生以下の子どもは受け入れていないそうで、まさしく大人の宿といったところである。

2階ラウンジより

 1階のラウンジでは、いつでもお茶やコーヒーを飲むことができる。この写真は水だしコーヒーで、約9時間ほどかかるそうだ。すっきりとした味わい深いコーヒーを楽しんだ。

 

 今回の北海道旅行では、極力移動距離を減らして、のんびりゆったり過ごすよう心がけた。こんな時間の過ごし方は、何よりぜいたくなのかも知れない。

<マイギャラリー>

コーラ瓶

<My Favourite Songs>

吉田拓郎/中島みゆき 「永遠の嘘をついてくれ」


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 昨晩の「Love Love あいしてる 吉田拓郎卒業SP」で、最後のテレビ出演となった吉田拓郎に敬意を表してこの曲を。作詞作曲は中島みゆきで、吉田拓郎からの依頼で作った歌である。「永遠の嘘」とは何かについては諸説あるらしいが、一説によれば歌がかけなくなった拓郎への中島みゆきなりの応援歌だという説もある。