行雲流水の如く

-Re-Start From 65 Years Old-

贅沢な時間

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軽井沢雲場池

 都道府県をまたぐ移動自粛要請が解除されたため、早速軽井沢に出かけてきた。軽井沢には、かれこれ30年近く通っている。例年5月のゴールデンウイークを皮切りに、夏から秋にかけて、年3~5回ほど通いつめているのだが、今年はこんな時期になってしまった。

 21日(日)早朝出発。自粛解除ということで渋滞を覚悟していたが、関越道から上信越道は意外に空いていた。10時頃には軽井沢に到着したので、最初にスーパーツルヤでお買い物。ここは、新鮮な地元野菜や果物が比較的安く購入できる事や、食料品以外にも生活用品などが何でも揃うので、観光客にも大変人気のスーパーである。

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 昼食は、中軽井沢のラベイユというお店で。3年程前に出来たお店で、オーナーは人柄の良さそうなお母様と姉妹で軽井沢でお店をやりたいという夢を叶えたそうだ。

 自分はいつも、ここのローストビーフチャーハンのセットを頼む事が多い。どちらかと言えば家庭的な料理だが、周囲を落ち着いた林に囲まれ、素敵な食器で提供してくれるので、大変気に入っている。

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 午後は、軽井沢アウトレットを散策。孫の洋服でも思ってぶらぶら散歩していたが、この日の気温はなんと16℃まで下がり、おまけに雨が降ってきて、6月とは思えないほど冷え込んできた。長袖シャツに薄手のジャンパーを持参してきたが、それでも冷えるため早めにホテルに入る。

 軽井沢では北軽井沢に泊まる事が多かったのだが、今回は旧軽井沢銀座のすぐ近くのホテルがとれたので、ここに泊まることにした。値段も比較的リーズナブルで、ペットも一緒に泊まれるので、結構人気のあるホテルである。

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 朝食は、近くのベーカリー&レストラン「沢村」で。なかなかの人気店で、朝の7時から車で来ているお客さんも多かった。

 食後、雲場池まで散歩。雨上がりの軽井沢は、新緑のすがすがしい空気に満ち溢れていた。

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 月曜日の早朝のせいか人はほとんどおらず、鳥のさえずりだけが聞こえていた。観光地のため、いつもは多くの人が訪れるのだが、こんなに少ないのは珍しい。

 いつも、何かしらに追われるような生活をしているが、本当の贅沢とはこういう事かとあらためて実感した。途中、すれ違った親子連れの外人さんが「オハヨウゴザイマス」と挨拶してくれた。


朝の雲場池