行雲流水の如く

-Re-Start From 65 Years Old-

変わらないもの 伝えていくべきもの

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令和4年年賀状

 今年も新しい1年がスタートした。毎年の事だが、年末から正月ののんびりした(だらだらした?)生活が抜けきらず、仕事初めの日(5日)は相当気合を入れないと、朝起きるのがつらかった💦

 ただ、大みそかには紅白歌合戦を見て年を越し、正月は朝からお酒を飲んで過ごすような過ごし方は、時代とともに変化してきているようだ。

 例えば、昨年のNHK紅白歌合戦の視聴率は歴代最低だったそうだが、もっとも、これは昔のように「大みそかは、家族一緒にこたつに入って紅白を見る」のではなく、なんとなくテレビはつけているが、お母さんはおせち料理づくり、お父さんはオンラインでビデオ、子どもたちはゲームやSNSで友人とのやり取り等のスタイルが多くなっているのではないか。

 また、年賀状の発行枚数は2003年には約44億枚だったのが、2021年には約18億枚まで減少しているそうだ。こちらもSNSなどの普及であえて紙ベースで出す必要がなくなってきた事や、年賀状じまいをする高齢者が増えてきたこと等も関係していると思われる。

 そのほか、家の近所でも年神様をお迎えするための目印である門松や正月飾りをしない家庭が増えている。(これは、比較的若い人たちの家庭とは限らないようだ。)

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わが家の正月飾り

 風習や習慣というものは、時代とともに変わっていくものだが、それでも「変わらないもの」「伝えていくべきもの」を、見極めていく必要はあるように思う。

 自分の場合は、この時期特有の新しい「ページをめくるような感覚」を、大事にしていきたいと思っている。そのためには、ある程度「儀式的な要素」が必要で、例えば、暮れのうちに掃除をして家の中をきれいにする事、形ばかりではあるが鏡もちやしめ飾りを出して年神様をお迎えする事、新年を迎えて最初に会った人には挨拶をする事などが、その構成要素の一つになりうる。

 それは、自分が子どもの頃に父母や祖父母、あるいは親戚の叔父さん叔母さんたちから教わってきた事であり、また、自分の子どもや孫たちに伝えていくべきものなのではないかと思っている。

 こんな事を思うのも、年齢のせいなのだろうか?

 

<ライブのお知らせ>

 もう間際になってしまっているが、今月9日にライブがあります。はじめての、大きなステージなので、とても楽しみです。

 「なみへ―ナイト2022」

 1.日時 2022年1月9日(日)13:00~

 2.場所 コピスみよし(三芳町文化会館)

 3.費用   500円

 4.出演者  

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 <マイギャラリー>

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ベーコンエッグ(模写)

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天丼(模写)

<My Favorite Songs>

 風(伊勢正三) そんな暮らしの中で


www.youtube.com

 大好きだった「風(伊勢正三)」の4枚目のアルバム「海風」からの一曲。それまでのフォークソングの路線から、一歩踏み出したような意欲的な音作りに挑戦したアルバムである。しかしながら、歌詞には伊勢正三の繊細な感性がちりばめられている。

 今日は、関東も大雪に見舞われた。

 

 2センチ足らずの雪が

 科学の町東京を

 一日でぬりかえる

 その変わらぬ雪の色に

 人は何を想うのだろう

 変わりゆくこの日々に