行雲流水の如く

-Re-Start From 65 Years Old-

遠雷

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 先日、買い物帰りの車の中で、月が出ているのに遠くで稲光が轟いている状況に遭遇した。珍しいので、家に着いてから、しばらく駐車場の前で夜空の写真を撮っていたところ、このような写真が撮れた。やや分かりにくいが、左の建物の上に光って見えるのが月(雲の流れがはやく、月が一部覆われてしまっている。)、右上の明るい空に稲妻の閃光が見える。

 この頃は、大気が不安定な日が続いており、晴れていたかと思うと急な雨に見舞われたりで夏の終わりに特有の現象のようである。俳句の世界で「遠雷」は夏だそうだが、夏の終わりを象徴するような景色だった。

 夏の終わりと言えば、このところ季節の変化が大きい。

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 この写真は8月中旬頃のものだが、現在の職場の裏で育てている野菜や花たちの姿である。いずれも種や苗から育ててきたものだが、実や種子の準備が整ってきている。(現在、ミニトマトはすでに終わり、マクワウリは食べ頃となっている。)

 

 毎日、同じような生活をしていると、こういった自然界の姿に驚かされる事は多い。

 時間は立ち止まることなく、次に向かって変化している。

 自然界の中によどみはない。

 


明日への手紙 - 手嶌葵(フル)