便利な世の中になったものである。「幸せの貯金箱」という名のアプリがあるのだ。
実は、昨年の終わり頃、偶然このようなアプリがある事を知って、面白半分で自分のスマホに入れている。別に、たいしたことを書く訳ではない。その日にあった、ちょっと嬉しかったことや心が動いた事などを、ほんの数行で書いていくだけである。
昨年の11月から12月にかけて、自分が書いたものを少しだけ紹介する
11/8 〇〇ホテルのマルゲリータ、最高!
11/9 少年寅次郎第3話「俺は幸せもんだよ」
11/12 ゆっくりと老いていく 長田 弘
11/14 take a message to mary いい感じに仕上がってきた
11/15 小さな旅 神保町
11/16 こんとん館 仲間たちとの楽しい時間
11/18 豊栄寿司のランチ 美味し!
11/24 沢山の拍手と笑顔 柏井公民館
11/27 Willie Nelson On the Roard Again
11/29 懐かしい人との再会
12/12 令和元年最後の満月(コールドムーン)
12/16 遥かなる山の呼び声 山田洋次
12/25 疲れていても心に満足感!
こうやってあらためて振り返ってみると、どこかで美味しいものを食べたとか、こんなテレビや映画を観たとか、ライブで拍手をもらったとか、他愛のないものが多いことが分かる。
それでも、このアプリは、こういった1行日記のようなものを、あとでスライドショーのようにして見ることができるのだが、それを眺めていると、自分の人生が沢山の幸せに包まれているような気がしてくるから不思議なものだ。
以前にも書いたが、幸せは毎日の自分の生活の、あちらこちらに転がっている。
それを拾わないのは、もったいないね。
「人生の『いいこと』は、過去にではなく、
これからにあるといつも思っている。
80歳になった今でも。』
*昨年4月に亡くなった小池一夫さんの言葉
(作家、脚本家、漫画原作者。主な作品『子連れ狼』『御用牙』)
たまには、こんな歌も!