4月1日から、自分が通っているスポーツジムが営業を再開した。市川市では2月下旬に別のスポーツジムで3名の感染者が発生したため、市内のほとんどのジムは臨時休館という措置をとってきた。もちろん、このような時期であるので、迷いもあったが、このジムは、他の施設に比べてしっかりとした対策を行っていると確認できたため、様子を見るつもりで、久しぶりに汗を流しに行ってきた。
入口に書かれていた、感染防止策の一部。このジムでは、営業再開にあたって集団感染(クラスター)を避けるための基本方針として5点掲げている。
(1)お客様・従業員(アルバイト・業務委託者を含む)の体調確認
・自宅等での検温を実施、37.5℃以上の発熱や風邪の症状、体調不良の場合は入館見送り
(2)館内衛生管理の徹底
・2時間に一回程度の巡回除菌清掃の実施
・除菌スプレー、抗菌タオルの設置による除菌の強化
・スタジオのエアコンに抗ウイルスフィルターを設置
・抗菌仕様のレンタルウエアを追加
・館内での食事の禁止
(3)密閉の回避(換気の強化)
・スタジオを含む各エリアの24時間空気換気(換気設備等を活用)の設定
・スタジオレッスン間のインターバルを使い、扉や窓等をあけて換気を実施
(4)密集の回避
・スタジオレッスン等の定員制限による参加者の利用間隔の確保
・トレーニングマシンの配置変更等による利用間隔の確保(一部利用停止)
(5)密接の回避(近距離での会話・発声等の回避)
・マスクの着用
・スタジオレッスンの順番待ちの工夫(適切な間隔を確保)
・スタジオレッスン中の掛け声などの大きな声の発声や、ハイタッチ、握手など接触の回避 写真では、分かりにくいが2台あるマシンのうち1台を使用禁止にすることで、隣の人との距離を保っていた。
ジム内のあちこちに置かれた除菌スプレー。入場する時に抗菌タオルを渡されるので、このタオルを使って使用前と使用後に除菌することができる。なお、2時間に1回巡回除菌清掃も行われているそうだ。
エアコンには抗ウイルスフィルターが設置されているそうだが、天井に設置されている大型ファンと窓を開けて換気も行われていた。
自身も約1か月ぶりの運動であった。この間、夜間の散歩などで、できるだけ運動には努めてきたつもりだが、それでも、全身運動とはほど遠く、今は心地よい筋肉疲労を感じている。
再開して2日目ということもあり、まだ来場者も少なく、密集・密接という環境ではなかったが、それでもマスクを着用し、マシンを変わるごとにアルコール除菌に心がけた。運動後はシャワーで全身を洗い流し、風呂には入らないようにした。
今後また、社会全体がどのような動きになるかは分からないが、とりあえず来週も汗を流しに行こうかと考えている。(ちなみに、今週と来週の土日は臨時休業。)
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