11月10日(日)から2泊3日で紅葉の軽井沢に出かけてきた。今年は4月と8月に続いて3回目になるので、春夏秋と季節ごとに訪ねた事になる。軽井沢は通い始めて、おそらく30年以上になると思う。以前、息子から「よく飽きないね」と言われた事があったが、最近「分かるような気がする」と言うようになってきた。
軽井沢には避暑地としての魅力もあるが、この地域一帯に漂う空気のようなもの、それは例えば心地よい風であったり、植物や小鳥たちの息遣いのようなもの、お気に入りの店の食事であったり、こちら側にはない、全く別な世界に浸れることだと思っている。ここでは、時間というものが、非常にゆったりと感じられるし、自分らしさを取戻せるような、そんな気がしてくるのである。
今回は、ほんの一部であるが自分たちの「お気に入り」を紹介してみたい。

軽井沢と言えば「浅間山」。どこにいてもその姿を見ることができるが、かなりの割合で山頂部付近に雲がかかっている。今回も3日間のうち唯一頂上付近の雲が晴れた時間があったので、その瞬間をパチリ。ちょうど、大手のホームセンターに買い物に寄った時に見えたので、急いで撮影した。軽井沢は、霧や雲の多く発生する地域らしい。
自分たちは、平地に住んでいるので、景色の中に必ず山の見える風景というものに憧れを感じてしまう。

11月のこの時期は、紅葉目当ての観光客がとても多く、雲場池周辺はとても混雑してしまう。(もし、この時期の雲場池を楽しむなら、朝9時前までがおすすめ)
今回は、南軽井沢のタリアセンに初めて行ってみた。タリアセンとは塩沢湖を中心として庭園や美術館、レストラン、ショップなどが集まっている施設である。有料だが、観光客は思っていたより多くなく、湖の周囲を紅葉を楽しみながらゆっくり散歩する事が出来た。

「沢村ベーカリー」は、中軽井沢のハルニレテラス内にもあるが、こちらは旧軽井沢店となる。早朝は夏場は朝7時から開いていて、好きなパンと飲み物を注文してテーブルで頂くことも出来るし、レストランで食事することもできる。自分たちは、朝の時間をゆっくりと過したいのでレストランの方に行く事が多い。メニューは3種類しかないが、どれも野菜とパンがたっぷり楽しむ事ができる。最近は、食べきれないので「スープセット」を頼む事が多くなってきた。(写真)

軽井沢には、「アトリエ・ド・フロマージュ」のレストランと販売店がいくつかあるが、こちらは東御市にある本店である。現在、改装工事中で喫茶コーナーのみで営業しているが、来春にはリニューアルするそうである。この店はチーズを始めとする乳製品が有名だし、大変おいしいのだが、自分たちは必ずと言って良いほど「焼きチーズカレー」を注文している。上の写真は、デザートで注文した「フォンテーヌブロー」
浅間山に続くゆるい丘陵地の途中にあって、眼下には東御市や小諸市の街並みを見渡すことができる。

「御厨」については、以前も取り上げたので多くは語らないが、南軽井沢の発地(ほっち)と呼ばれる地域にあって、その景色は昔の軽井沢の姿を想像することが出来る。
自分の生まれ育った地域には、この写真のように干し柿をつるす習慣はなかったが、一昔前のどこにでもあった農村の姿なのだろう。

今年になって見つけた小さなレストラン「GUMBO(ガンボー)」。以前から気にはなっていたが、初めて夕食で訪れてみた。感じの良い老夫婦で営んでいるお店で、「予約はしていないのですが」と告げると、「大丈夫ですよ」と言って奥の席に案内してくれた。本当は、予約席が2つあったようだが、自分たちのために、さりげなく席を入れ替えて下さったらしい。こういう静かな心遣いがうれしい。以前は、あまり食べなかったハンバーグが、いつも以上に美味しく頂くことができた。

かつては、旅行と言えば、色々と予定を組んで、あちこち見て回ることが中心だったが、今は好きな場所で好きな時間を気ままに過ごすことが、最大の喜びでありぜいたくであると思っている。なにせ、旅行中の最大の悩みが、「今日の昼食をどこで、何を食べるか?」なのだから💦
<MY Faborite Songs>
大貫妙子 「黒のクレール」