行雲流水の如く

-Re-Start From 65 Years Old-

11月の雨(感傷的な独白)

 最近は、仕事を終えて外に出ると、もうすっかり日が暮れてしまうようになった。それもそのはずで、今日の日の入りは16:27なのだそうだ。おいおい、いつの間にそんなに早くなったんだいと言いたくなるが、これが冬至まで続くのだから、いやでも季節というものを感じざるを得ない。

 おまけに、今日は夕方から雨💦降りだしはもう少し遅いと聞いていたので、何だかんだとぶつぶつ言いながら、折り畳み傘をさして歩きだした。暗い夜道を傘差しながら歩いていると、色々な事を考えたりするものだ。(以下感傷的独白)

 

 今日は、朝から曇りがちでお客さんも少ないかなと思っていたが、午前中の実験の時に、就学前の小さな子どもたちが7~8人、親御さんと一緒に入ってきてくれた。

 実験の演目は「ガリレオの発見」。内容は決してやさしくはないのだが、小さな子どもたちなりに、一生懸命考えたり驚いてくれたりする姿が何よりうれしい。

 年を重ねてくると、誰かに喜んでもらえる事に、より喜びを感じるものらしい。

 

 自転車ですれ違った女子高生。傘がないのか、全身ずぶぬれ。あー、かわいそうに。あの時代の子どもたちって何を考えているんだろう。将来の事?好きなアイドルの事?ひょっとしたら彼氏の事?

 そういえば、自分にもあんな時代があって、それなりに将来について悩んだり、不安を感じたり、友だちとふざけあったりしていたっけ。(しみじみ~)

 

 来月の最後の日にやる「お楽しみ実験」。テーマは「磁石」で決まったが、細かいところがまだ決まらない。あー、どうしよう。導入は「磁石につくもの つかないもの」で入った後、磁力線の方に行くか・・いや電磁石か。もう少し、煮詰めないと!

 

 冬場になると、街の灯りがありがたく感じるものだ。誰かの家の窓からこぼれてくる暖かな光はいいね。それにしても、お腹すいてきた。昼はちゃんと食べたのに、最近夕方になると空腹感を感じるようになった。あー、また体重が・・・ 

 

 この前亡くなったSさん。あんなに元気で、頑丈で、大酒飲みで、冗談ばっかりいっていたのに・・・「がん」だったらしい。人って、自分が亡くなるかも知れない時、どんな風に思うんだろう?かつて、一緒に仕事していた人がいなくなるのは、さびしいものだ。まして、彼は自分より1歳下だったから。

 

 「11月の雨」っていう曲、聞いたことあるなぁ。あれ「12月の雨」だっけ?

(家に帰って調べたら、どうもユーミンの「12月の雨」と勘違いしていたらしい。でも、本当に「11月の雨」という曲がある事を知った。)

「11月の雨」 Chico With HoneyWorks


www.youtube.com

 内容からすると、幼い頃互いに好きだった男女が、引っ越しで離ればなれになるのだが、その後高校生(?)になって再開するというストーリーらしい。もうすぐ古希が近づいている爺さんが聞く曲ではないと苦笑いもするが、こういった勘違いから出会うものがある事が面白いと思ったりする。

<マイ ギャラリー>

無題

<My Favourite Songs>

 「Foever Young」  Joan Baez


www.youtube.com

 言わずと知れた、アメリカのシンガーソングライターで、フォークの創成期から現在も活動を続けている。この歌は、2016年にノーベル文学賞を受賞したボブディランの曲で「いつまでも若く」という邦題がついているが、実は自身の子どもの成長を願った歌であるとされている。メッセージ性が強く感じられるボブディランだが、メロディーメイカーの面を感じることも多い。

 Nitty Gritty Dirt Bandのカバーは、全く違う曲に聞こえるが、これはこれで軽快なリズムが耳に心地よい。

 「Foever Young」 Nitty Gritty Dirt Band


www.youtube.com