コロナ禍の影響で自宅にいる時間が多くなり、自身の生活スタイルが若干変わってきた事がある。その一つが映画鑑賞である。
と言っても、もっぱらAmazonが提供しているPrime Videoという動画配信サービスを利用しての話である。他にも、同様のサービスはたくさんあるらしく、便利な世の中になったものである。
今回は、最近観た映画の中で、心に残った映画を2本紹介したい。
「最強のふたり」2011年(フランス)
不慮の事故で全身麻痺になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護者を探していた。スラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、フィリップは彼を採用することに。すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんでいき……。(シネマトゥデイより)
実話にもとづくこの映画は、フランス歴代観客動員数第3位となった。
アン・ハサウェイ扮するファッション・サイトの若い女社長が、ロバート・デ・ニーロ扮するカルチャーのまるで違う70歳のインターンに戸惑いながらも、次第に奇妙な絆が芽生えていくさまを描いたハートフル・コメディ。監督は「恋愛適齢期」「ホリデイ」のナンシー・マイヤーズ。ファッション通販サイトを起業し、ニーズを的確に掴んで短期間で急成長させることに成功したジュールズ。そんな彼女の会社に、シニア・インターン制度によって採用された70歳のベン。若者ばかりの会社に不釣り合いな彼だったが、すぐにオフィスの人気者に。一方、ここまで仕事も家庭も順調そのものだったジュールズは、急速に拡大した会社の経営にうまく対応することができず大きな試練に直面していた。(TSUTAYAより)
コロナ禍のため映画館に行くのも、つい足が遠のいてしまうが、こういった映画が手軽に自宅で鑑賞できるのはありがたいことだ。どちらの映画も、見終わった後に、何となくほっこりとした幸せな気分にさせてくれる。
<マイ・ギャラリー>
<My Favorite Songs>
Fly -Ludovico Einaudi
先ほど紹介した「最強のふたり」の中で流れてくるこの曲は、イタリア人のミュージシャンでルドヴィコ・エイナウディという人の演奏によるもの。実は、以前ラジオ番組の中で「すごく印象に残った映画」として紹介していたのだが、その時はそれで忘れてしまっていた。後から映画を観て、「あの時聴いた曲だ!」と妙に納得した曲でもある。