自分が関わっている「NPO法人市川にオオムラサキを生息させる会」の関係で、市川市内の3つの小学校の3年生の子どもたちを対象に、オオムラサキの授業をさせていただいた。実は、この企画は昨年立てていたのだが、コロナ禍のため延期になっていたものだ。
はじめに、理科で勉強しているモンシロチョウとオオムラサキの体の大きさや食草の違いなどを確認してから、早速幼虫の観察に入った。
オオムラサキの幼虫を見た子どもたちは「かわいい」「大きい」「うんこした!」等と歓声をあげながら、観察カードに記録していた。オオムラサキはとてもかわいい顔をしているため、虫の苦手な子たちにとっても受け入れやすいのではと思われる。
実は、観察には6~8頭位の幼虫を用意して、4人位のグループに1頭ずつ観察してもらう予定でいた。ところが、今年は例年よりも成長が早かったり、思わぬトラブルで死んでしまったりしたため、手持ちの幼虫が少なく、ぎりぎりの状態となっていて、最後まで心配だったが、何とか提供する事ができた。
訪問した小学校のうち1校で、オオムラサキの羽化の様子を動画で記録してくれていたので、他の小学校でも子どもたちに見せることができた。
*本ブログで使用している写真は、市川市立中山小学校のブログより借用しました。
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伊豆下田あたりの風景(多分)