行雲流水の如く

-Re-Start From 65 Years Old-

朝の風景

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 4月になり何かと忙しく過ごしている。本来の科学館関係の仕事の他に、以前から関わっていたNPOの実質的な代表理事となったことで、昨年度の実績報告書やら市川市への補助金申請、市民税の減免申請、総会案内状の作成などで、自分の自由な時間が極端に少なくなっているせいだ。

 もっとも、自分で納得して始めた事なので愚痴は言うまい!

 今日は日曜日だが出勤日のため、いつものように自転車で職場に向かう。昨晩の雨が上がり、素晴らしい天気で思わず自転車を止めて街の写真を撮った。

 人影も少ない街並みに、朝日が差し込んで光と影のコントラストが面白いと思ったためである。普段何気なく見ている風景でも、曜日や時間、光の加減などで、違う世界に見えてくる。

 はっぴいえんどの名曲「風をあつめて」が聴こえてきそうな朝。

  街のはずれの 

  背伸びした路次を 散歩してたら 

  汚点だらけの 靄ごしに

  起きぬけの路面電車

  海を渡るのが見えたんです

  それでぼくも 

  風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて

  蒼空を翔けたいんです

  蒼空を

 

 正直通勤途中のわずかな時間に、こんなに素敵な世界を垣間見たわけではないが、非日常的な感覚にふととらわれる事は確かにあるものだ。

 

 風を感じる

 表に出て、頬に当たる風を感じる

 その心地よさを感じる

 それでも、心が開かない時は、

 風の匂いを探ってみる

 ひょっとしたら、懐かしい汽笛の音が

 聞こえてくるかも知れない

 (気づきのメモより)


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